UbuntuノートPCにWindowsをインストールしてデュアルブート構成にする

Ubuntu20.04が入ってるノートPCに、あとからWindows10をインストールしてデュアルブート出来るようにしたのでメモ

 

インストール領域を確保

ディスクにスペースがなかったのでUbuntuインストールUSBから起動。
「Try Ubuntu」を選んでGnomeが開いたのち、「GParted」を使ってディスクの後ろの方の200GBを確保した。

UbuntuインストールUSBは以前↓の記事で作ったヤツ

https://www.kwonline.org/memo2/2020/04/24/create-ubuntu-20_04-lts-install-usb/

 

Windowsをインストール

Windows10のインストールUSBを使って普通にインストールする。
これによってMBRが上書きされてWindowsしか起動しなくなる。

 

MBRを修復する

ここからが本題。
再びUbuntuのインストールUSBでPCを起動。
「Try Ubuntu」でGnomeが開いたらWifiに繋げて、aptで「boot-repair」をインストールする。

$ sudo add-apt-repository ppa:yannubuntu/boot-repair
$ sudo apt update
$ sudo apt install -y boot-repair

インストール後、ランチャーから「Boot Repair」を起動。

「Recommended repair」を選択すると修復が始まる。

「boot-info pastebinをアップロードするか?」という確認は「No」を選択する。

これでMBRが修復される。
再起動したらGrubのブートメニューが復活してるので、UbuntuかWindowsを選択出来るようになる。

 
参考にしたのはこれ↓
Install Windows after Ubuntu Linux in Dual Boot Mode | TechSolvePrac

 

おまけ) Windowsのタイムゾーンがずれる

デュアルブートするWindowsのタイムゾーンがどうしてもUTCになってしまう。
これはUbuntuがシステムクロックをUTCにセットしてるからだった。
Ubuntuのシステムクロックをローカルタイムにすれば直った。

$ timedatectl set-local-rtc 1 --adjust-system-clock